寺院約22km
SENKO-JI
大宝山 千光寺
広島県 尾道市
山あいの谷にひらかれた禅の大本山。秋には参道と巨蟒橋のまわりが紅葉に埋まる。
三原の山あい、佛通寺川に沿った谷にひらかれた臨済宗佛通寺派の大本山。応永4年(1397年)、この地の領主だった小早川春平が、愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)を招いて開いた。最盛期には全国に末寺三千を数え、雲水が集まる西日本有数の禅の道場となった。いまも一般の人が参加できる坐禅会が開かれている。境内の含暉院地蔵堂は室町時代の建築で重要文化財。石段や苔むした石垣が谷の地形に沿って積み上げられ、静かな山寺の姿を保っている。秋の紅葉はとくに知られ、参道に架かる巨蟒橋(きょもうきょう)のあたりから多宝塔へ続く道が色に埋まる。落葉が地面を覆う晩秋も美しい。
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