寺院約12km
DAIJU-JI
成道山 大樹寺
愛知県 岡崎市
東海道の宿場を見守った「池鯉鮒(ちりゅう)大明神」。神仏分離を越えて境内に残った多宝塔は、全国でも数少ない国の重要文化財。
三河国二宮の式内社で、江戸時代までは「池鯉鮒(ちりゅう)大明神」と呼ばれ、東海道の池鯉鮒宿を見守ってきた。熱田神宮・三嶋大社とともに「東海道三社」に数えられ、旅人が道中の無事を祈った社である。社伝では、東国平定に向かった日本武尊が戦勝を祈り、帰りに感謝して建国の祖神4柱を祀ったのが始まりという。国史では仁寿元年(851年)以降たびたび神階が上がり、三河国では一宮の砥鹿神社と並ぶ高い位に達した。まむし除け・安産の神としても信仰を集めてきた。境内に立つ多宝塔は、明治の神仏分離のとき仏像を移して「神社の建物」として残されたもので、神社の境内に多宝塔が現存する全国でも珍しい例。国の重要文化財に指定されている。初夏には隣接する知立公園の花しょうぶが咲きそろう。
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