神社約4.0km
SUMIYOSHI TAISHA
住吉大社
大阪府 大阪市
引っ越しや旅の「方角の災い」を祓う社。三国の境という土地柄から、古くは方角のない場所と考えられてきた。
摂津・河内・和泉の三国が接する境に鎮座することから、この地は「どの国にも属さない=方角のない地」とされ、方位の災いから逃れられる場所と考えられてきた。社名の「方違(ほうちがい)」はここに由来する。崇神天皇の時代に、疫病を鎮めるため素盞嗚尊を祀ったのが始まりと社伝は伝える。のちに神功皇后が三韓出兵の帰路、この地で方角の災いを祓ったという伝承も加わった。平安期以降、貴族が方角の禁忌(方忌み)を避けるために別の方角へ一泊してから目的地へ向かう「方違え」を行った習慣とも結びつき、その名が広く知られるようになった。現在も引っ越し・旅行・転勤・建築の前に参拝する人が絶えず、粽(ちまき)の形をしたお守りが授与される。これは神功皇后が菰の葉に埴土を包んで祈ったという伝承にちなむもので、家の四方に撒いて土地を清める風習が残る。境内は仁徳天皇陵古墳のすぐ北側にあり、堺市博物館や大仙公園とあわせて歩ける位置にある。社殿は2017年に建て替えられ、白木の明るい拝殿になった。
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