神社約11km
ASO JINJA
阿蘇神社
熊本県 阿蘇市
杉木立のなか、苔むした石灯籠が百基ほど続く参道。その先の岩山には、鬼が蹴破ったと伝わる大きな風穴が開いている。
阿蘇の南、高森町の山あいに鎮座する社で、創建の年代は分かっていない。伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀る。参道は杉の巨木に囲まれた長い石段で、両側におよそ百基の石灯籠が苔をまとって並ぶ。日の差し方によって空気が変わり、霧の日には灯籠の列が奥へ消えていくように見える。石段を上がりきると社殿があり、そのさらに背後の山道を十分ほど登ると「穿戸岩」に出る。高さ十メートル、幅三メートルほどの大きな風穴で、健脚の神である鬼八法師が、追われた際にこの岩を蹴破って開けたと伝えられる。どんな困難も必ず穿ち通すという意味で、合格祈願や必勝祈願の対象になっており、岩の下には願いを書いた札が納められている。境内は観光地として整えられているわけではなく、社務所も常駐ではない。近年はアニメーション映画の背景のモデルとされたことから訪れる人が増えたが、それ以前から地元では静かな祈りの場として守られてきた。夜間は照明がなく、山道も足元が悪いため、明るいうちに参拝するのがよい。
実際に訪れた人の記録をウェブから集めています。リンク先はいずれも外部サイトです。
この社寺のレポートは、これから集めていきます。