神社約3.9km
YAEGAKI JINJA
八重垣神社
島根県 松江市
現存する最古の大社造。国宝の本殿は、出雲大社よりも古い形をそのまま残している。
出雲国造家の祖・天穂日命がこの地に降り、社を建てたのが始まりと社伝は伝える。「かもす」の読みは「神坐す(かみます)」が転じたものとされる。境内は松江の郊外、田畑と丘のあいだの静かな一角にあり、自然石を積んだ石段を上がると、正面に拝殿、その奥に本殿が見える。この本殿が国宝で、天正十一年(1583年)の再建。出雲大社と同じ大社造だが、現存する大社造としては最も古く、より古式を残していると考えられている。屋根の千木は内削ぎで、心御柱を中心に九本の柱が立ち、内部の壁には八雲之図が描かれる。出雲大社の本殿が延享元年(1744年)の建築であるのに対し、こちらは百六十年ほど古い。規模は出雲大社より小さいが、そのぶん大社造の骨格が見て取りやすい。かつては出雲国造の代替わりに行われる火継神事の舞台でもあった。観光地化されておらず、案内板と石段と社殿があるだけの境内だが、建築を目当てに訪れる人が絶えない。
実際に訪れた人の記録をウェブから集めています。リンク先はいずれも外部サイトです。
この社寺のレポートは、これから集めていきます。