寺院約750m
KODAI-JI
鷲峰山 高台寺
京都府 京都市
懸造の舞台が東山の斜面に張り出す。釘を使わぬ匠の技と、四季の借景が訪れる者を迎える。
宝亀九年、僧延鎮が音羽の滝のほとりに草庵を結んだことに始まり、のちに坂上田村麻呂が本堂を建立したと伝わる。本尊は十一面千手観音で、清水型と呼ばれる独特の姿をとる。斜面に張り出した本堂の舞台は、長い柱を格子状に組む懸造という工法で支えられ、釘を一本も使わずに組み上げられている。眼下には錦雲渓の樹々が広がり、春の桜と秋の紅葉の時期にはとくに多くの人が訪れる。名の由来となった音羽の滝では、三筋に分かれて落ちる水を柄杓で受ける参拝者の列が絶えない。
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