神社約1.1km
UJIGAMI JINJA
宇治上神社
京都府 宇治市
「あじさい寺」と呼ばれる宇治の古刹。五千坪の庭に、二万株の紫陽花が斜面を埋める。
西国三十三所観音霊場の第十番札所で、寺伝によれば宝亀元年(770年)、光仁天皇の勅願により離宮を寺に改めたのが起こりとされる。当初は御室戸寺と称し、光仁・花山・白河の三帝が離宮を営んだことから「三室戸寺」と改めたと伝わる。宇治川の東、明星山の山腹に境内が開け、本堂へは長い石段を上がっていく。現在の本堂は文化十一年(1814年)の再建で、その前には夏になると大きな鉢植えの蓮が並び、白や紅の花を開く。名高いのは五千坪といわれる大庭園で、枯山水・池泉・広大な斜面を組み合わせた造りになっている。六月には約二万株の紫陽花が谷を埋め、この時期だけの夜間ライトアップも行われるため「あじさい寺」の名で親しまれてきた。四月から五月はツツジとシャクナゲ、七月は蓮、秋は紅葉と、季節ごとに庭の主役が入れ替わる。本堂前の「宝勝牛」は口の中の石の玉を撫でると勝運がつくとされ、狛蛇の「宇賀神」は蛇の体に老人の顔を持つ姿で、耳を触れば福が来るという。源氏物語「宇治十帖」の浮舟の古蹟が境内にあり、宇治観光の一環として訪れる人も多い。
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この社寺のレポートは、これから集めていきます。