JAPAN SACRED ATLAS神社とお寺の旅手帖
寺院
ROKUHARAMITSU-JI

六波羅蜜寺

📍 京都府 京都市東山区御本尊 十一面観音
概要

この社寺について

空也上人が疫病の京で開いた西国三十三所第17番札所。口から6体の阿弥陀仏を吐き出す「空也上人立像」や、辰年だけ開帳される国宝の十一面観音で知られる。

京都市東山区轆轤町にある真言宗智山派の寺院で、本尊は十一面観音。西国三十三所第17番札所。平安時代の歴史書『扶桑略記』によれば、踊り念仏で知られる空也が天暦5年(951年)に造った十一面観音像を本尊とする道場に由来し、はじめ西光寺と称した。空也は疫病が広がる京都で、この観音像を車に乗せて引きながら念仏を唱え、病人に茶をふるまうなどして多くの人を救ったという。空也の没後の貞元2年(977年)、比叡山の僧・中信が六波羅蜜寺と改めた。平安時代末期には周辺に平家一門の屋敷が5,200棟余りも建ち並び、平家の都落ちの際に諸堂も焼けたが本堂だけは残った。のちにこの地には鎌倉幕府の六波羅探題が置かれている。現在の本堂は貞治2年(1363年)の再建で重要文化財。本尊の十一面観音立像は国宝で、12年に一度、辰年にだけ開帳される秘仏。宝物館には、鉦を鳴らし念仏を唱えて歩く空也の口から6体の阿弥陀仏が現れる姿を表した「空也上人立像」(運慶の四男・康勝の作)をはじめ、伝・平清盛像や、運慶の作とされる地蔵菩薩坐像、運慶・湛慶とされる坐像など、重要文化財の仏像や肖像が数多く安置されている。境内には平清盛塚や、銭洗い弁財天がある。


参拝レポート

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