寺院約31km
SHUZEN-JI
福地山 修禅寺
静岡県 伊豆市
伊豆半島先端の白浜海岸、火達山に鎮座する式内社(名神大社)。三嶋神の后神・伊古奈比咩命を祀り、伊豆諸島を遥拝する古代祭祀の姿を今に伝える神社。
静岡県下田市白浜にある神社で、式内社(名神大社)、旧社格は県社、現在は神社本庁の別表神社。通称は白濱神社(白浜神社)で、鎮座地の地名に由来する。主祭神の伊古奈比咩命は伊豆諸島開拓神である三嶋神の后神と伝わり、相殿に三嶋大明神と、その随神である見目・若宮・剣の御子を祀る。伊豆地方の縁起『三宅記』には、三嶋神が白浜に宮を築いて伊古奈比咩命を后に迎え、伊豆諸島の島焼き(造島)を行ったと記される。国史での初見は天長9年(832年)で、『延喜式』神名帳では伊豆国賀茂郡の名神大社に列している。江戸時代中期以降は社勢が衰えたが、後期に社人の藤井伊予が復古運動に尽くした。明治6年(1873年)に県社に列する。社殿は伊豆諸島を背にして北西に面し、丘陵上の本殿は大正11年(1922年)、山麓の拝殿は万延元年(1860年)の造営。境内の火達山からは奈良・平安時代の祭器具が多数出土し、「火達山遺跡」として下田市指定史跡となっている。アオギリ自生地は国の天然記念物、ビャクシン樹林は県指定天然記念物。10月の例祭前日には焚火をして伊豆の島々を遥拝する火達祭が、翌々日には幣串と神饌を海に投じる御幣流し祭が行われる。
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