神社約17km
MISHIMA TAISHA
三嶋大社
静岡県 三島市
修善寺温泉の中心に立つ古刹。弘法大師の開創と伝わり、源氏の悲話と漱石の大患の地としても知られる。
大同2年(807)に弘法大師空海が開いたと伝わる古刹で、当初は真言宗、のちに臨済宗を経て、現在は曹洞宗に属する。温泉街の中心に山門を構え、桂川のせせらぎと湯の香に包まれた境内は、参拝と湯めぐりが自然に地続きになっている。鎌倉時代には源氏の悲劇の舞台となり、二代将軍・源頼家がこの地に幽閉されて命を落とした。その物語は岡本綺堂の戯曲『修禅寺物語』に描かれ、寺宝の面がその題材となっている。また夏目漱石がこの地で大量吐血し生死をさまよった「修善寺の大患」でも知られ、随筆『思ひ出す事など』に当時のことが綴られている。境内には空海が独鈷(とっこ)で岩を打って湯を湧かせたという「独鈷の湯」の伝説が伝わり、その湯は今も川辺に湧く。竹林の小径や渡月橋とあわせて、半日の散策にちょうどよい。
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