神社約16km
YOSHIMIZU-JINJA
吉水神社
奈良県 吉野町
役行者が大峯開山の際に祀ったと伝わる弁財天の社。能との縁が深く能面30面が重要文化財で、今も芸能関係者の参拝が多い。
奈良県吉野郡天川村坪内にある神社で、旧社格は郷社。宗教法人名は天河神社。宗像三女神の一柱である市杵島姫命を主祭神とするが、元の祭神は弁財天で、神仏分離によって市杵島姫命と称するようになった。今も社名のとおり弁財天として信仰され、芸能の神として芸能関係の参拝が多い。社伝では、飛鳥時代に役行者が大峯を開いた際、蔵王権現に先立って勧請し、最高峰の弥山の鎮守として祀ったのが始まりとされる。壬申の乱では天武天皇が戦勝を祈願し、勝利の後に社殿を寄進したという。坪ノ内は南朝の黒木御所が置かれた地といわれ、南朝の崇敬が篤く、後醍醐天皇ら南朝四代の天皇の御霊も配祀されている。江戸時代までは琵琶山白飯寺と号して弁才天を本尊としていたが、明治の廃仏毀釈で寺は廃された。能との縁が深く、奉納された木造能狂言面30面は国の重要文化財。本殿の弁財天像は通常は非公開で、7月16日・17日の例大祭でのみ開帳される。弥山の山頂(1895m)には奥宮の弥山神社がある。
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