寺院約19km
SAIFUKUJI
赤城山 西福寺
新潟県 魚沼市
「雲洞庵の土踏んだか」。参道の石の下に法華経が一字ずつ埋められた越後屈指の禅寺。幼い直江兼続と上杉景勝が学んだ。
奈良時代、藤原房前の母が結んだ庵に始まると伝わる曹洞宗の古刹。室町時代に関東管領・上杉憲実が禅寺として再興し、のちに憲実自身が政治を退いてここに隠棲した。直末27寺を数える越後有数の大寺となり、「越後四箇之道場」のひとつに数えられる。赤門から本堂へ続く石畳の下には、法華経を一石に一字ずつ書いた石が埋められており、「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか」と古くから言い習わされた。この参道を踏みしめて参るだけで御利益があるとされる。戦国期には上杉景勝と直江兼続が幼い頃ここで学んだと伝わり、大河ドラマ『天地人』の舞台としても知られるようになった。江戸時代再建の赤門と本堂、開山堂など、深い杉木立の中に堂宇が並ぶ。
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