寺院約200m
KENNIN-JI
東山 建仁寺
京都府 京都市
「悪縁を切り、良縁を結ぶ」祈願所。お札で真っ白に覆われた縁切り縁結び碑を、人が身をかがめてくぐり抜けていく。
保元の乱に敗れて讃岐に流された崇徳天皇の菩提を弔うために建てられた御影堂が起こりとされ、明治の神仏分離を経て安井金比羅宮と称するようになった。崇徳天皇が讃岐の金刀比羅宮に籠って一切の欲を断ち切ったという故事にちなみ、古くから断ち物の祈願所として信仰を集めてきた。境内中央に立つ「縁切り縁結び碑」は高さ一・五メートルほどの巨石で、願いを書いた形代を貼り重ねた参拝者の札に全面を覆われて真っ白に見える。表から裏へくぐると悪縁が切れ、裏から表へくぐり返すと良縁が結ばれるとされ、碑の前には順番待ちの列が絶えない。人と人との縁だけでなく、病気・酒・煙草・賭事といった断ち物にも霊験があるとされ、祇園の花街に近い立地から芸妓や舞妓の信仰も篤い。境内の金比羅絵馬館には、江戸期からの奉納絵馬が収蔵されている。
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