寺院約350m
KINPUSEN-JI
金峯山寺
奈良県 吉野町
源義経と静御前が身を潜め、後醍醐天皇が行宮とし、豊臣秀吉が花見の本陣とした吉野の旧僧坊。日本最古の書院が残る世界遺産。
奈良県吉野郡吉野町にある神社で、旧社格は村社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ。社伝では、白鳳年間に金峯山寺の僧坊・吉水院として役行者が建立したと伝わる。文治元年(1185年)12月には、源頼朝に追われた源義経が武蔵坊弁慶や静御前とともに5日間、吉水院に身を潜めた。南北朝時代には後醍醐天皇が吉野に移った際、吉水院の宗信法印の援護を受けてここに行宮を設けた。文禄3年(1594年)に豊臣秀吉が催した吉野の花見でも本陣とされ、名勝の庭園は秀吉自らが造ったと伝わる。明治時代の神仏分離で、明治7年(1874年)に後醍醐天皇社として神社になり、翌年に吉水神社と改称して、楠木正成と宗信法印を配祀した。書院は日本最古の書院とされ、初期書院造りの傑作として重要文化財に指定されている。後醍醐天皇の玉座の間や、義経が潜居したと伝わる間がある。源義経の鎧と伝わる色々威腹巻も重要文化財。境内からは中千本と上千本の桜を見渡せ、「一目千本」と呼ばれる。
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