寺院約4.5km
OSU KANNON
大須観音(北野山真福寺宝生院)
愛知県 名古屋市
円空が彫った仏像を1255体も伝える寺。名古屋市内で最も古い木造建築の多宝塔が立ち、前田利家の菩提寺でもある。
正式には浄海山圓龍院観音寺といい、「荒子の観音さん」と親しまれてきた天台宗の古刹。寺伝では天平元年(729年)に泰澄が草創し、弟子の自性が堂宇を整えたと伝わる。尾張四観音のひとつで、本尊の聖観音は33年に一度だけ開帳される秘仏。天文5年(1536年)に再建された多宝塔は、名古屋市内に現存する最も古い木造建築で、国の重要文化財。この地の土豪の家に生まれた前田利家が天正4年(1576年)に本堂を再建し、自身の甲冑を寄進した縁から、利家の菩提寺にもなっている。そしてこの寺を有名にしているのが円空仏で、延宝年間に円空がここに滞在して彫った像が1255体も残る。全国で確認されている円空仏の4分の1以上がこの一寺にあり、山門の仁王像は円空最大の作として知られる。
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