寺院約600m
JORAKU-JI
盛寿山 常楽寺
徳島県 徳島市
四国八十八箇所第15番札所。聖武天皇の詔で建てられた阿波国の国分寺で、「阿波の青石」を豪快に組んだ国の名勝の枯山水庭園をもつ寺。
徳島市国府町矢野にある曹洞宗の寺院で、薬王山金色院と号し、四国八十八箇所第15番札所。天平13年(741年)、聖武天皇の国分寺建立の詔によって諸国に建てられた国分寺の一つで、寺伝では行基が薬師如来を刻んで開基し、聖武天皇から釈迦如来像や大般若経などが納められたと伝わる。当初は法相宗で七堂伽藍を備えた大寺院だったが、弘仁年間に空海が巡錫した際に真言宗に改めたとされる。『続日本紀』の記述から、遅くとも天平勝宝8歳(756年)頃には完成していたことがわかる。天正年間に長宗我部元親軍の兵火で焼失して長く荒廃したが、寛保元年(1741年)に徳島藩主蜂須賀家の命で復興が始まり、丈六寺の吼山養師和尚が再建したことから、延享3年(1746年)に曹洞宗へ改められた。国の名勝の庭園は「阿波の青石」を豪快に組んだ枯山水で、高さ4.3m余りの立石は全国最大級。16世紀後半に三好氏が築いたと推定されている。庭園は納経所に声をかければ有料で見学できる。境内には奈良時代に建てられた七重塔の巨大な礎石が残り、寺跡は県指定史跡「阿波国分寺跡」となっている。
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