寺院約9.3km
TAIRYU-JI
舎心山 太龍寺
徳島県 阿南市
空海が掘ったと伝わる白水の井戸と、合計88段の厄除け坂がある。四国八十八箇所第22番札所。
阿南市新野町にある高野山真言宗の寺院で、白水山医王院と号する。四国八十八箇所第22番札所。寺伝によれば、空海がこの地で厄除けの祈願をすると五色の雲がわき、金剛界大日如来の梵字が金色に現れたという。さらに加持すると薬師如来の姿が浮かんだため、錫杖で井戸を掘ると乳白色の水が湧き出し、空海はその水で身を清めて百日間修行したのち薬師如来を刻み、本尊として祀ったと伝わる。寺名には、すべての人々を平等に救いたいという祈りが込められているとされる。七堂伽藍と12の末寺を持つほど栄えたが、天正年間に長宗我部元親の兵火で焼失し、享保年間に照俊阿闍梨によって再興された。境内の白水の井戸は、この水が万病に効くと言い伝えられている。本堂へは正面の男坂42段、左の女坂33段が続き、山門前の子厄坂13段と合わせて88段の厄除け坂となっている。2021年からは本堂内陣のライブ配信を始めた。狩野内膳筆の紙本金地著色秋草図は県指定有形文化財で、境内は「阿波遍路道 平等寺境内」として国史跡に指定されている。
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