神社約12km
TSUSHIMA JINJA
津島神社
愛知県 津島市
「おちょぼさん」と呼ばれる商売の神様。参道には串カツとどて煮の店が並び、月末の夜は明け方まで人が絶えない。
平安時代、源義家が六男の義隆に「先祖の御霊を千代に保て」と分霊を授けたことに由来し、室町時代の終わりごろ、その子孫の森八海がこの地に祀ったのが創建と伝わる。社名の「千代保」はこの言葉から来ている。伏見・豊川とならんで日本三大稲荷のひとつに数えられることもあり、商売繁盛の神として、東海地方の商家からあつい信仰を集めてきた。参拝の作法が独特で、まず参道の店で油揚げとろうそくを求め、油揚げを本殿脇の台に供え、ろうそくを灯してから拝む。お札やお守りを出していないことでも知られ、「信心はお守りではなく心に持つもの」という考えによるという。最も賑わうのは毎月末日から翌一日にかけての月並祭で、夜通し参拝ができ、深夜でも参道が人で埋まる。門前の参道には串カツ、どて煮、なまず料理の店がおよそ百軒並び、参拝と食べ歩きが一体になっている。地元では「おちょぼさん」の愛称で親しまれ、商売をする人が新しい年の初めや商いの節目に足を運ぶ習わしが続いている。
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