神社約15km
OAGATA JINJA
大縣神社
愛知県 犬山市
夢窓疎石がひらいた臨済宗の名刹。観音堂と開山堂の国宝2棟と、太鼓橋のかかる池泉庭園が織りなす別天地。
焼き物の町・多治見の土岐川沿いに、国宝建築が2棟並ぶ。正和2年(1313)、夢窓疎石(むそうそせき)がひらいた臨済宗南禅寺派の名刹で、水上に舞う楼閣のような観音堂と、禅宗様の開山堂がいずれも国宝。夢窓疎石の作と伝わる庭園(国の名勝)は、臥龍池に反り橋「無際橋」がかかり、背後の岩山と一体になった構図が水面に映る——のちに天龍寺や西芳寺の庭を生む巨匠の、初期の傑作である。山号の「虎渓山」は、中国廬山の故事「虎渓三笑」——語らいに夢中になって戒めの橋を越えてしまい、三人で大笑いした——にちなみ、風景が廬山に似ていたことから名づけられた。今も修行道場として雲水が修行する生きた禅寺で、拝観は無料。
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