寺院約20km
KANJIZAI-JI
平城山 観自在寺
愛媛県 愛南町
四国八十八箇所第39番札所。竜宮城から梵鐘を背負って戻った赤い亀の伝説が山号の由来で、その銅鐘が重要文化財として伝わる寺。
高知県宿毛市にある真言宗智山派の寺院で、赤亀山寺山院と号し、四国八十八箇所第39番札所。寺伝では神亀元年(724年)、聖武天皇の勅命を受けた行基が薬師如来を刻んで本尊とし、本坊と12の坊を建てて亀鶴山施薬院宝光寺と称したとされる。のち桓武天皇の勅願所となり、空海が訪れて再興し、脇侍の日光・月光菩薩を刻むとともに、本堂脇に眼病に霊験のある「目洗い井戸」を掘ったと伝わる。延喜11年(911年)、境内の池からいなくなった赤い亀が竜宮城から銅の梵鐘を背負って戻ってきたという伝説から、現在の山号と寺号に改められたという。慶長5年(1600年)に長宗我部元親が南光院の宥厳を住職に据えてからは同家の後ろ盾で栄えたが、同家の滅亡後は衰退し、明治初年の廃仏毀釈で一時廃寺となって明治22年に再興された。赤亀が持ち帰ったと伝わる銅鐘は延喜11年正月の銘をもつ小型の梵鐘で、平安時代前期の紀年銘鐘として国の重要文化財に指定されている。参道の両側には池泉式と枯山水式の庭園があり、梵鐘を背負った赤亀の像をはじめ境内には7つの亀がある。本尊と脇仏、寺山のいぶきなどは宿毛市の指定文化財。
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