寺院約700m
HORIN-JI
法輪寺(斑鳩)
奈良県 生駒郡斑鳩町
聖徳太子が法華経を講じた岡本宮の跡に建つと伝わる寺。慶雲3年(706年)建立の三重塔は高さ24メートル、三重塔として日本最古で、世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の一つ。
奈良県生駒郡斑鳩町岡本にある聖徳宗の寺院で、本尊は十一面観音。古くは岡本寺・池後寺とも呼ばれ、聖徳太子建立七大寺の一つに数えられることもある。「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されている。寺名はかつて「ほっきじ」と読んだが、世界遺産登録にあたり「法」の読みをそろえるため、現在は「ほうきじ」を正式としている。聖徳太子が法華経を講じた岡本宮の跡地とされ、太子の遺言により子の山背大兄王が岡本宮を寺に改めたのが始まりと伝わる。三重塔の露盤銘によれば、舒明天皇10年(638年)に福亮が弥勒仏を本尊とする金堂を建て始め、塔は恵施によって天武天皇13年(684年)に起工、慶雲3年(706年)に完成した。発願から塔の完成まで80年以上を要したことになる。発掘調査で、金堂を西、塔を東に並べた「法起寺式伽藍配置」であったことがわかっており、境内からは岡本宮とも推定される前身建物の遺構も見つかっている。平安時代には衰えて法隆寺の傘下に入り、江戸時代には三重塔を残すのみとなっていたが、延宝6年(1678年)に塔が修復され、講堂などが再建された。三重塔(国宝)は高さ24メートルで、三重塔として日本最古とされる。
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