寺院約12km
ICHIJO-JI
法華山 一乗寺
兵庫県 加西市
「播磨の法隆寺」と呼ばれる聖徳太子ゆかりの寺。本堂と太子堂が国宝、壁画も残る。
崇峻天皇2年(589)、聖徳太子が高句麗の僧・恵便のために建てたのが始まりと伝わる古刹。所蔵する建築・仏像・絵画の質と量から「播磨の法隆寺」と称される。国宝の本堂は応永4年(1397)の建立で、和様・禅宗様・大仏様が混ざり合った折衷様の代表作。もうひとつの国宝・太子堂は天永3年(1112)建立の平安建築で、内部の壁には当時描かれた仏画が残る。長く煤で覆われて見えなかったが、昭和期の赤外線撮影で九品来迎図などの姿が浮かび上がり、平安絵画の貴重な遺構として知られるようになった。境内には新薬師堂・三重塔・鐘楼など重要文化財も多い。加古川駅から歩けるところに、これだけの平安・室町建築が静かに建っている。
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