寺院約9.4km
SEFUKUJI
槇尾山 施福寺
大阪府 和泉市
楠木正成が学問に励んだ寺。年に二日だけ開帳される国宝の如意輪観音は、平安時代前期の作。
修験道の開祖・役小角が開いたと伝わり、大同三年(808年)には唐から帰国した空海が北斗七星を勧請、弘仁六年(815年)に自ら如意輪観音像を刻んで安置したという。本尊の如意輪観音坐像は、開扉法要が営まれる四月十七・十八日の二日間しか公開されない秘仏でありながら、平安時代初期の一木造りの傑作として国宝に指定されている。南北朝時代の武将・楠木正成は八歳から十五歳までこの寺の中院で学問修行に励んだゆかりから「楠公寺」とも呼ばれ、湊川の戦いで討ち死にした正成の首級が届けられ弔われたという首塚も境内に残る。金堂は南北朝時代の折衷様建築として国宝に指定され、梅や紅葉の名所としても親しまれている。
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