神社約1.0km
ISHIZUCHI JINJA
石鎚神社
愛媛県 西条市
四国八十八箇所第63番札所。霊場で唯一、毘沙門天を本尊とする寺で、くぐり吉祥天女や成就石で知られる。
西条市にある真言宗東寺派の寺院で、密教山胎蔵院と号する。四国八十八箇所の第63番札所で、毘沙門天を本尊とするのは霊場の中で当寺だけである。寺では多聞天の「聞」の字をあてて「毘沙聞天」と表記している。寺伝によれば、弘仁年間に空海が光を放つ檜から毘沙門天や吉祥天などを刻んで祀ったのが起源とされる。かつては現在地の南東、坂元川の谷間の山中にあって21の塔頭を抱えたが、天正13年(1585年)に小早川隆景が高尾城を攻めた際に全山が焼失した。救い出された本尊は麓に移され、万治2年(1659年)に塔頭の檜木寺と合併して現在地に再建された。本尊は60年に一度だけ開帳される秘仏で、次回は2038年とされる。境内には、くぐると富貴を授かると伝わる「くぐり吉祥天女」や、目を閉じて金剛杖を穴に通せると願いが叶うという「成就石」がある。1976年には当時の住職の発起で四国東予七福神霊場が開かれた。
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