寺院約2.2km
GOKURAKU-JI
日照山 極楽寺
徳島県 鳴門市
四国八十八箇所第3番札所。空海が水不足を救うため掘ったと伝わる「黄金の井戸」の霊水が寺名の由来で、金運上昇の御利益があるとされる寺。
徳島県板野郡板野町大寺にある高野山真言宗の寺院で、亀光山釈迦院と号し、四国八十八箇所第3番札所、阿波西国三十三観音霊場(東部)第23番札所。大寺の村名は当寺に由来する。寺伝では天平年間(729〜749年)、聖武天皇の勅願により行基が本尊を刻み、金光明寺と称したのが始まり。弘仁年間(810〜824年)に訪れた空海が水不足を解消するため井戸を掘ると黄金井の霊水が湧き出し、寺号を金泉寺に改めたという。のち弘法大師の霊跡を巡った亀山法皇がしばらく滞在し、京都の三十三間堂にならった堂を建てて千体の千手観音を祀り、背後の山を亀山と名付けて山号を亀光山に改めたと伝わる。『源平盛衰記』には、元暦2年(1185年)に屋島へ向かう源義経が立ち寄ったと記される。天正10年(1582年)の長宗我部元親の兵火で大師堂以外の大半を焼失したが、その後再建された。境内からは奈良時代の瓦が出土している。朱塗りの山門を入り小さな「ごくらくばし」を渡ると本堂が正面に建ち、大師堂の奥には顔が映れば長寿になるという「黄金の井戸」、納経所の手前には弁慶が持ち上げたと伝わる「弁慶の力石」がある。寺は板野町指定史跡で、両界曼荼羅図と出土瓦は町の有形文化財。
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