寺院約3.0km
KICHIJO-JI
密教山 吉祥寺
愛媛県 西条市
四国八十八箇所第64番札所。霊峰石鎚山の麓に建つ、石鎚信仰と修験の伝統を受け継ぐ真言宗石鈇派の総本山。
西条市洲之内、霊峰石鎚山の麓にある寺院で、真言宗石鈇派の総本山。石鈇山金色院と号し、四国八十八箇所の第64番札所である。寺伝では、石鎚山で修行した役行者(役小角)が、釈迦如来と阿弥陀如来が合わさった石鈇蔵王権現の姿を感得し、その像を刻んで祀ったのが始まりとされる。桓武天皇の病気平癒の祈願が成就したことから七堂伽藍が整えられ、勅願寺として「金色院前神寺」の名を賜ったとも伝わる。かつては石鎚山頂の蔵王権現社(現在の石鎚神社奥宮頂上社)の別当寺で、江戸時代初期には麓に里前神寺が設けられた。明治の神仏分離により明治8年に廃寺となったが、檀家らの願いで「前上寺」の名で再興され、明治22年(1889年)に前神寺の名に復した。昭和22年(1947年)に御室派から独立している。本尊の阿弥陀如来は秘仏。毎月20日の縁日には蔵王権現像に体の悪い所をこすりつけて病気平癒を願う習わしがあり、7月の山開きの期間には奥の院の奥前神寺で権現像が開帳される。銅板阿弥陀如来像は愛媛県指定有形文化財。
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