寺院約2.1km
TOSHODAI-JI
唐招提寺
奈良県 奈良市
東大寺と並び立つべく建立された「西の大寺」。大きな茶碗を回し飲みする「大茶盛式」が、笑いとともに一体感を生む。
藤原仲麻呂の乱の平定を祈願した孝謙上皇(のちの称徳天皇)が金銅四天王像の造立を発願し、天平神護元年(765年)に建立したのが起こりとされる。かつては東大寺と並び立つ「南都七大寺」の一つに数えられるほどの壮大な伽藍を誇ったが、平安時代に度重なる火災で衰退し、鎌倉時代に僧・叡尊によって戒律復興の拠点として再興された。叡尊が民衆に茶を振る舞ったことに由来する「大茶盛式」は、直径30センチを超える大茶碗を参拝者同士で回し飲みする行事で、両手で抱えるようにして茶をすする姿が笑いを誘う名物行事として今も春と秋に営まれている。本堂には叡尊の時代に造立された釈迦如来立像を本尊とし、愛染堂には秘仏の愛染明王坐像を安置する。近鉄大和西大寺駅から徒歩圏という立地の良さもあり、団体参拝や修学旅行の拝観先としても親しまれている。
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