寺院約18km
RYUSENJI
松洞山 龍泉寺
愛知県 名古屋市守山区
猿投山のふもとに鎮座する三河国三宮。左利きだったという祭神にちなみ、「左鎌」を奉納して願いをかける習わしが今も続く。
猿投(さなげ)山の西麓に鎮座する式内社で、三河国三宮。主祭神は大碓命(おおうすのみこと)——日本武尊(小碓命)の双子の兄にあたる。縁起によれば、大碓命は猿投山中で蛇の毒により42歳で亡くなり、山上に葬られたと伝わる。山麓の本社のほかに、猿投山の東峯に東宮、西峯に西宮があり、西宮の背後が大碓命の墓とされている。古くから「左鎌(ひだりがま)」を奉納して祈願する習わしがあり、双子の一方は左利きになるという言い伝えから、大碓命も左利きだったと考えられたことによるという。現在は左鎌をかたどった板が奉納されている。国の重要文化財の太刀や樫鳥糸威鎧、漢籍など、社に伝わる宝物も多い。毎年10月には、愛知県指定無形民俗文化財の「棒の手」が奉納される。
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