寺院約6.3km
NITTAI-JI
覚王山 日泰寺
愛知県 名古屋市千種区
池から昇った龍とともに馬頭観音が現れたという開基伝承をもつ、熱田の奥の院。慶長12年の仁王門が国の重要文化財。
松洞山大行院と号する天台宗の寺で、名古屋城を守る尾張四観音のひとつ。寺伝によれば、伝教大師最澄が熱田神宮に参籠していたとき龍神のお告げを受け、多々羅池のほとりで経を唱えると池から龍が昇り、同時に馬頭観音が現れた。これを本尊として祀ったのが始まりという。弘法大師空海が熱田の神剣のうち三剣をここに納めたとも伝えられ、古くから「熱田の奥の院」と呼ばれてきた。庄内川を見下ろす高台にあり、濃尾平野を一望できる要害の地であることから、桶狭間の戦いの前に織田信長が兵を置き、小牧・長久手の戦いでは羽柴秀吉が陣を張った。慶長12年(1607年)建立の仁王門は国の重要文化財。多宝塔は明治28年(1895年)の建築で、境内裏手には宝物館を兼ねた三層の模擬天守が立つ。
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