神社約5.2km
WAKAMIYA HACHIMANGU
若宮八幡宮
高知県 高知市
四国八十八箇所第34番札所。空海が唐から持ち帰った五穀の種を境内に蒔いたことが寺号の由来と伝わり、安産祈願の寺としても知られる。
高知市にある真言宗豊山派の寺院で、本尾山朱雀院と号し、四国八十八箇所第34番札所。安産祈願の寺として知られる。寺伝では用明天皇の頃、四天王寺建立のため来日した百済の仏師が帰国の途中に暴風に遭って近くの秋山の港に漂着し、航海の安全を祈って薬師如来を刻み、本尾山の山頂に安置したのが起源とされる。弘仁年間(810〜824年)に空海が堂を建ててこの像を本尊とし、唐から持ち帰った五穀の種を境内に蒔いたことが寺号の由来と伝わる。天暦年間(947〜957年)には村上天皇から「種間」の勅額が下賜され、土佐藩主の信仰も得た。明治4年(1871年)の神仏分離で廃寺となり、跡地には春日神社が建てられたが、明治13年(1880年)に現在地で再興された。本尊の木造薬師如来坐像は平安時代後期の作で国の重要文化財、毎年3月8日に開帳される。本堂の外陣前には2008年開眼の「さわり大黒」が鎮座し、観音堂には底の抜けた柄杓に囲まれた子安観音が立つ。境内には舟形石仏が並ぶミニ八十八ヶ所もあり、隣接する一段高い場所には、かつての境内に創建された春日神社が建つ。
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