寺院約300m
HOGON-JI
厳金山 宝厳寺
滋賀県 長浜市
琵琶湖に浮かぶ竹生島そのものを御神体とし、日本三大弁才天に数えられる社。伏見城の遺構と伝わる本殿は国宝で、湖へ向けて投げる「かわらけ投げ」が今も残る。
琵琶湖に浮かぶ竹生島に鎮座する神社で、滋賀県長浜市早崎町に属する。竹生島神社とも呼ばれ、御神体は竹生島そのもの。式内社で旧社格は県社。神仏習合の時代には島の宝厳寺と一体で「竹生島弁才天社」「竹生島権現」などと呼ばれ、今も昔も日本三大弁才天の一つに数えられる。市杵島比売命・宇賀福神・浅井比売命・龍神を祀る。当社は、雄略天皇3年(459年)に浅井比売命を祀る小祠が建てられたのを創建としている。『近江国風土記』逸文には、伊吹山の神が姪の浅井岡の神と高さ比べに負けて首を斬り、その首が湖に落ちて竹生島になったという話が残る。神亀元年(724年)には聖武天皇の夢の神託により、行基が島に弁才天を祀って寺院を開いたと伝わる。慶長7年(1602年)には豊臣秀頼が片桐且元を奉行として復興し、伏見城の「日暮御殿」を移したと伝わる部分が本殿に組み込まれた。明治の神仏分離で本堂が神社の本殿となり、今も宝厳寺観音堂と渡り廊下でつながっている。本殿は桃山時代の華やかな建物で国宝、竹生島全島は国の名勝・史跡。湖に突き出た竜神拝所では、願いを託したかわらけを湖の鳥居に向けて投げ、鳥居をくぐれば願いがかなうとされる。
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