寺院約35km
UNGANZENJI
雲巌禅寺
熊本県 熊本市西区
雲仙温泉の湯町に鎮座し、九州を鎮護する一身四面の神を祀る古社。かつて「四面宮」と称され、「雲仙」の地名の由来ともかかわりが深い。
長崎県雲仙市小浜町雲仙の湯町に鎮座する神社。『古事記』で筑紫嶋(九州)を鎮護するとされる一身四面の神、すなわち筑紫国の白日別、豊国の豊日別、肥国の建日向日豊久士比泥別、熊曾国の建日別などを祀ることから、古くは「四面宮」とも称された。『温泉山縁起書』によれば、大宝元年(701年)に行基が文武天皇の許しを得て温泉山満明寺を開き、四面菩薩を勧請して温泉山の鎮守にしたという。「雲仙」は古くは「温泉(うんぜん)」と書き、満明寺の山号に由来するとされる。貞観2年(860年)に従五位上に昇叙された「温泉神」に比定され、弘安4年(1281年)の元寇では元の陣に一身四面の勇士が現れ「肥前国温泉社」と名乗ったとの伝えもある。島原半島には分身の末社をはじめ温泉神社を称する社が十数社ある。16世紀後半にはキリスト教と修験道の対立や島原の乱によって満明寺の堂宇はすべて失われたが、のちに領主高力忠房が再建し、山岳信仰が再興された。明治2年(1869年)に筑紫国魂神社と改称、神仏分離を経て大正4年(1915年)に温泉神社に復称し、翌年県社に昇格した。雲仙岳の山頂付近には奥の宮の普賢神社がある。
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