神社約6.3km
HACHIMAN ASAMI JINJA
八幡朝見神社
大分県 別府市
豊後国一宮。宇佐神宮から勧請された八幡宮で、深い森の石段の先に朱の楼門が現れる。
天長四年(827年)、宇佐八幡宮の神託を受けた金亀和尚が、この地に社を建てたのが始まりと伝わる。豊後国一宮として、大友氏をはじめ歴代の領主の崇敬を受けてきた。柞原(ゆすはら)の名は、境内を覆うイスノキ(柞)の森に由来する。参道は木立の中を長く上り、途中の南大門(日暮門)は精緻な彫刻で埋め尽くされていて、見ているうちに日が暮れるという意味で名づけられた。石段を上りきると朱塗りの楼門が現れ、その奥に本殿・申殿・拝殿が一直線に並ぶ。この社殿群は江戸後期の再建で、国の重要文化財に指定されている。境内には大友氏歴代が奉納した文書が伝わり、中世九州の武家と八幡信仰の結びつきを示す資料として知られる。御神木のクスノキは幹周り約十八メートル、樹齢三千年とも伝えられ、国の天然記念物である。市街地からほど近いにもかかわらず、参道に入ると音が変わり、鳥の声だけになる。二年に一度、浜の市と呼ばれる仲秋祭が行われ、神輿が海辺まで下る。
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