寺院約2.3km
RYUKO-JI
稲荷山 龍光寺
愛媛県 宇和島市
四国八十八箇所第42番札所。牛の背に乗った空海が宝珠を見つけた伝承から、家畜守護の寺として信仰を集める宇和島市にある古寺。
宇和島市にある真言宗御室派の寺院で、一か山毘盧舎那院と号する。四国八十八箇所の第42番札所。寺伝によれば、大同2年(807年)に空海が老人に勧められて牛の背に乗って進むと、唐を離れる際に東へ投げた宝珠が楠の大樹に掛かっているのを見つけ、この地を霊地と悟って楠で大日如来を刻み、その眉間に宝珠を納めて堂宇を建てたという。牛に乗ってこの地に至った由来から家畜守護の寺とされ、本堂の右には牛馬や家畜の守り仏を祀る家畜堂がある。鎌倉時代には宇和島領主・伊予西園寺氏の菩提寺として栄えた。現在の本堂は享保13年(1728年)に吉田藩主・伊達村賢が建てたもの。建治元年(1275年)作の本尊・木造大日如来坐像と、正和4年(1315年)の胎内銘をもつ木造弘法大師坐像は愛媛県指定有形文化財で、この大師像は銘入りの大師像として日本最古といわれる。元禄年間に建てられた茅葺の鐘楼堂も趣があり、寺の先、歯長峠へ向かう遍路道の一部は国の史跡「伊予遍路道」に指定されている。
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