寺院約28km
KIMIIDERA
紀三井山 金剛宝寺 護国院(紀三井寺)
和歌山県 和歌山市
「安珍・清姫」の伝説で知られる和歌山県最古の寺。国宝の千手観音と絵とき説法で知られる。
日高川町鐘巻にある天台宗の寺院。能や歌舞伎の「道成寺もの」の題材となった「安珍・清姫伝説」の寺として知られ、この話は平安時代中期の『大日本国法華験記』にすでに見える。寺伝では大宝元年(701年)、文武天皇の勅願で紀大臣道成が建立したという。発掘調査で8世紀初めの瓦が見つかっており、和歌山県最古の寺とされる。文武天皇の夫人・藤原宮子にまつわる「髪長姫」の伝承も伝わる。天正13年(1585年)の秀吉の紀州攻めで本堂以外の堂宇を焼失した。正平12年(1357年)竣工の本堂と元禄4年(1691年)再建の仁王門は国の重要文化財、宝暦13年(1763年)再建の三重塔は県の文化財。宝仏殿には平安時代初期の千手観音立像と両脇侍像(国宝)が安置される。縁起堂では絵巻物を使った絵とき説法が行われる。
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