神社約850m
NASHINOKI-JINJA
梨木神社
京都府 京都市上京区
狛犬の代わりに猪が並ぶ「いのしし神社」。和気清麻呂を300頭の猪が守った伝説にちなみ、足腰の健康を願う人が多く参拝する。
京都市上京区、京都御苑の西にある神社。旧社格は別格官幣社で、現在は神社本庁の別表神社。宇佐八幡宮神託事件で流罪となりながら皇統を守った和気清麻呂と、姉の和気広虫を祀る。高雄山神護寺の境内にあった護王善神社に始まり、嘉永4年(1851年)に孝明天皇が清麻呂に「護王大明神」の神号と正一位を授けた。明治7年(1874年)に護王神社と改称し、明治19年(1886年)に明治天皇の命で公家の中院家の屋敷跡である現在地へ移った。清麻呂が大隅国へ流される途中、300頭の猪が現れて刺客から守り、去ったあとには足の傷も癒えていたという伝説から、境内には狛犬ではなく「狛猪」が置かれ、「いのしし神社」とも呼ばれる。足腰の健康の神として知られ、手水舎「霊猪手水舎」の猪の鼻をなでると足腰が良くなるといわれる。広虫は孤児を救ったことから子育明神とも呼ばれる。かつての十円紙幣には清麻呂と当社が描かれていた。4月4日の護王大祭、11月1日の亥子祭が行われる。
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