寺院約900m
KOZAN-JI
高山寺
京都府 京都市右京区
空海が十四年にわたって住持を務めた高雄の古刹。錦雲渓へ素焼きの皿を投げる「かわらけ投げ」で名高い。
和気清麻呂ゆかりの神願寺と、高雄山寺が天長元年(824年)に統合されて成立したと伝わる。唐から帰国した空海はここを拠点に十四年にわたって密教を広め、最澄も一時この地で学んだという、日本仏教史における重要な舞台のひとつである。本尊の薬師如来立像をはじめ、源頼朝像と伝わる肖像画、五大虚空蔵菩薩像など多くの国宝を伝える。境内奥の地蔵院からは錦雲渓を見下ろす断崖が開け、素焼きの皿を谷へ投げて厄を祓う「かわらけ投げ」の発祥地として知られる。参道の急な石段と紅葉の名所としても名高く、秋には多くの参拝者で賑わう。
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