寺院約900m
JINGO-JI
高雄山 神護寺
京都府 京都市
明恵上人が開いた栂尾の山寺。「鳥獣人物戯画」を伝える寺で、国宝の石水院と「日本最古の茶園」がある世界遺産。
京都市右京区梅ヶ畑栂尾町、市街北西の山中にある真言宗系の単立寺院で、山号は栂尾山、本尊は釈迦如来。奈良時代の創建とも伝わるが、実質的な開山は鎌倉時代の明恵で、建永元年(1206年)に後鳥羽上皇から栂尾の地と「日出先照高山之寺」の勅額を賜ったのが創立とされる。寺名はこの華厳経の句に由来する。明恵は臨済宗の開祖栄西から茶の種をもらって境内に植えたと伝わり、栂尾の茶は室町時代に「本茶」と呼ばれて珍重された。境内には「日本最古の茶園」の石碑が建つ。戦乱や火災で多くの堂を失い、鎌倉時代の建物は国宝の石水院だけが残る。石水院は後鳥羽上皇の学問所を下賜されたものとも伝わり、伝・後鳥羽上皇筆の勅額が掲げられている。「鳥獣人物戯画」をはじめ、絵画・典籍・文書など多くの文化財を伝える寺として知られ、境内は国の史跡、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
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