寺院約50m
JINNE-IN
七宝山 神恵院
香川県 観音寺市
四国八十八箇所第69番札所。第68番神恵院と同じ境内にあり、空海が七宝を埋めて地鎮した伝承から七宝山観音寺と称した古刹。
香川県観音寺市にある真言宗大覚寺派の寺院で、七宝山と号する。四国八十八箇所の第69番札所で、第68番札所の神恵院と同じ境内にある。市名は「かんおんじ」だが、寺名は「かんのんじ」と読む。伝承によれば、大宝年間に法相宗の日証が琴弾山で八幡大明神を感得して琴弾八幡宮を祀り、その神宮寺として神宮寺宝光院が建てられた。大同2年(807年)に空海が第7世住職として入り、奈良の興福寺にならって中金堂に聖観音像を刻んで本尊とし、七堂伽藍を整えた。さらに瑠璃・珊瑚・瑪瑙などの七宝を埋めて地鎮したことから、七宝山観音寺と改めたという。その後、三代の天皇の勅願所となり、室町時代には足利尊氏の子・道尊が45年間住職を務めるなど栄えた。延宝5年(1677年)建立の本堂(金堂)は国の重要文化財で、藤原時代末期の木造釈迦涅槃像、絹本著色不動明王二童子像も重要文化財。本尊の聖観音は長く開扉記録のない秘仏だったが、2014年に初めて開帳された。
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