神社約4.1km
ATSUTA JINGU
熱田神宮
愛知県 名古屋市
雨に濡れた観音像に、娘が自分の笠をかけた。その縁が都の貴族との結婚につながったという「笠寺観音」。名古屋城を守る尾張四観音のひとつ。
通称「笠寺観音(かさでらかんのん)」。寺伝によれば天平5年(733年)、僧・善光が浜に流れ着いた霊木から十一面観音を彫って祀ったのが始まりで、その後お堂が朽ちて観音像は雨ざらしになっていた。ある雨の日、通りかかった娘が自分の笠を観音像にかぶせたところ、都から来た藤原兼平がその姿を見初めて妻に迎え、玉照姫(たまてるひめ)と名付けたという。延長8年(930年)、二人がこの地に観音像を祀る寺を建て、笠で覆った縁から「笠覆寺」と名付けられた。厄除けとともに縁結びを願う人が多いのはこの言い伝えによる。本尊は8年ごとに開帳される秘仏。境内の梵鐘は建長3年(1251年)の銘をもつ愛知県指定文化財で、大晦日には参拝者も撞くことができる。境内の南には旧東海道が通り、毎月6・16・26日には「六の市」が開かれてにぎわう。
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