寺院約3.5km
NITTAI-JI
覚王山 日泰寺
愛知県 名古屋市千種区
名古屋の街なかに立つ「尾張高野」。愛知県唯一の木造五重塔が、緑の丘の上にそびえる。
貞享3年(1686)、天瑞圓照によって開かれた真言宗系の寺院。尾張徳川家二代・光友の帰依を受けて発展し、「尾張高野」とも呼ばれて庶民の信仰を集めてきた。文化5年(1808)建立の五重塔は高さ約30メートル。愛知県内に現存する木造五重塔はこの一基のみで、国の重要文化財に指定されている。塔は境内の高みに立ち、桜や紅葉の季節には多くの人がカメラを向ける。境内は「西山(にしやま)」と「東山(ひがしやま)」に分かれ、東山は修行の場として長く女人禁制が守られていた歴史を持つ。大日堂には丈六の大仏坐像が安置され、五重塔との組み合わせが興正寺らしい眺めをつくる。地下鉄「八事」駅を出てすぐという街なかの立地でありながら、門をくぐると木々に包まれた静けさが広がる。毎月5日・13日・21日には市が立ち、門前がにぎわう。
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