寺院約200m
JOJAKKO-JI
常寂光寺
京都府 京都市右京区
「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来を本尊とする小倉山のふもとの寺。総門から続く参道「紅葉の馬場」は紅葉と桜の名所で、藤原定家の時雨亭跡と伝わる場所もある。
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町、小倉山のふもとにある天台宗の寺院。正しくは小倉山二尊教院華台寺という。寺名は、現世から来世へ送り出す「発遣の釈迦」と、西方極楽浄土へ迎え入れる「来迎の阿弥陀」の二如来を本尊とすることに由来する。この二尊は鎌倉時代中ごろの作とされる重要文化財で、左右対称の姿に造られている。平安時代初期の承和年間(834〜847年)、嵯峨天皇の勅願により円仁が創建したと伝わる。のちに荒廃したが法然が住して教えを説き、鎌倉時代初期に法然の高弟・湛空らが再興して、天台・真言・律・浄土の四宗兼学の道場となった。南北朝時代から明治維新までは、御所の仏事をつかさどる御黒戸四箇院の一つで、公家の墓が数多くある。応仁の乱で堂塔を失ったが、永正18年(1521年)に三条西実隆が本堂と唐門を再建した。本堂の勅額「二尊院」は後奈良天皇、唐門の勅額「小倉山」は後柏原天皇の筆。総門は伏見城の薬医門を角倉了以が移築したものと伝わる。総門から続く参道「紅葉の馬場」は紅葉と桜の名所で、境内の奥には藤原定家が小倉百人一首を編んだとされる時雨亭の跡と伝わる場所がある。小倉あん発祥の地とも伝わる。
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