寺院約3.2km
TATSUEJI
橋池山 立江寺
徳島県 小松島市
空海が母を迎えるため女人禁制を解いたと伝わる、母の恩ゆかりの寺。四国八十八箇所第18番札所。
小松島市田野町にある高野山真言宗の寺院で、母養山宝樹院と号する。四国八十八箇所第18番札所。寺伝によれば聖武天皇の勅願で行基が開き、当初は「大日山福生院密厳寺」と称する女人禁制の道場だったという。弘仁5年(814年)、ここで修行中の空海を母の玉依御前が訪ねてきた際、空海は滝に打たれて7日間の秘法を修し、女人禁制を解いて母を迎え入れたと伝わる。母の恩に報いたことから恩山寺、母に孝養を尽くしたことから母養山、記念にビランジュを植えたことから宝樹院と改めたとされる。母はこの寺で出家して髪を納めたとも伝わり、「玉依御前の剃髪所」とも呼ばれた。文保2年(1318年)に再興され、天正年間に長宗我部元親の兵火で焼失したのち、江戸時代に徳島藩主蜂須賀氏の支援で復興し、文政年間に現在の諸堂が建てられた。境内の御母公堂には玉依御前像が祀られている。弘法大師お手植えと伝わる恩山寺ビランジュは県指定天然記念物で、寺へ向かう遍路道などは「阿波遍路道」として国の史跡に指定されている。
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