寺院約600m
DAIKAKU-JI
嵯峨山 大覚寺
京都府 京都市
インド・中国・日本と伝わった「生身の釈迦」を本尊とする嵯峨の釈迦堂。源融の山荘の地に建ち、本尊の釈迦如来立像は国宝。
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町にある浄土宗の寺院で、山号は五台山。「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれる。この地はもと嵯峨天皇の嵯峨院の一部で、光源氏のモデルとされる源融の山荘があり、融の没後に阿弥陀三尊を祀る棲霞寺が建てられた。のちに東大寺の僧・奝然が宋に渡り、寛和元年(985年)に古代インドの優填王が造らせたと伝わる釈迦像を模刻させて持ち帰る。奝然は愛宕山を宋の五台山に見立てて大清凉寺を建てようとしたが果たせず、弟子の盛算が棲霞寺の釈迦堂にこの像を安置して清凉寺とした。本尊の釈迦如来立像は、インド・中国・日本と伝わった「三国伝来の釈迦像」「生身の釈迦」と呼ばれる国宝で、像内から納入品も見つかっている。室町時代には融通念仏の道場として栄え、のちに浄土宗の寺となった。現在の本堂(釈迦堂)は元禄16年(1703年)に住友吉左衛門友芳が再建したもの。棲霞寺の阿弥陀三尊像も国宝で、霊宝館に安置されている。
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