寺院約1.6km
JIZO-JI
無尽山 地蔵寺
徳島県 板野町
四国八十八箇所第4番札所。三方を山に囲まれた「黒谷」に建ち、観音像33体が並ぶ回廊で本堂と大師堂を結ぶ寺。
徳島県板野郡板野町黒谷にある東寺真言宗の準別格本山で、四国八十八箇所第4番札所。寺伝では、この地で修行していた空海が大日如来を感得し、像を刻んで本尊として寺を開いたとされ、寺名もこの本尊に由来する。三方を山に囲まれ「黒谷」と呼ばれた地であることから山号を黒巌山といい、「黒谷寺」とも呼ばれた。荒廃と再興を繰り返し、慶安2年(1649年)に徳島藩2代藩主蜂須賀忠英が本堂を建立。その後も元禄5年(1692年)の5代綱矩、寛政11年(1799年)の11代治昭と、歴代藩主の帰依を受けて堂塔が大修理された。正徳4年(1714年)に御室派となったが、明治20年以降は京都・東寺の末寺となっている。本尊は住職交代の折にしか見られないという秘仏で、応永14年(1407年)頃の作と推定される。本堂と大師堂を結ぶ回廊には、江戸時代中期に大坂の信者が奉納したとされる西国霊場の観音像33体が並ぶ。山門は2018年春に再建された鐘楼門。境内は国の史跡「阿波遍路道」に含まれ、板野町の指定史跡でもある。
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