寺院約1.6km
DAINICHI-JI
黒巌山 大日寺
徳島県 板野町
四国八十八箇所第5番札所。空海作と伝わる勝軍地蔵を胎内に納めた延命地蔵を本尊とし、奥の院に五百羅漢堂をもつ寺。
徳島県板野郡板野町羅漢にある真言宗御室派の寺院で、四国八十八箇所第5番札所、阿波西国三十三観音霊場(東部)第24番札所。寺伝では弘仁12年(821年)、嵯峨天皇の勅願を受けた空海が、甲冑姿で馬に乗る約5.5cmの勝軍地蔵を自ら刻んで本尊とし、寺を開いたとされる。のち宇多天皇の頃、浄函上人が熊野権現のお告げを受けて約80cmの延命地蔵を刻み、その胎内に勝軍地蔵を納めたと伝わる。源義経ら武将の信仰も厚く、かつては26の塔頭と阿波・讃岐・伊予に300余りの末寺を抱えたというが、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火で全焼し、江戸時代に徳島藩主蜂須賀氏の保護を受けて再興された。本堂の本尊は秘仏。本堂・不動堂・大師堂・経蔵・五百羅漢堂は国の登録有形文化財で、境内は国の史跡「阿波遍路道」の一部。北側の奥の院・五百羅漢堂は安永4年(1775年)の創建で、1915年の火災後、1922年に再建された。コの字形の回廊に、ほぼ等身大の羅漢像が現在二百体ほど並ぶ。
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